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下肢静脈瘤と遺伝関係

下肢静脈瘤の原因は遺伝より習慣

日々の習慣を改善しましょう

女性の2人に1人が発症する可能性が有るといわれている下肢静脈瘤ですが、遺伝的特
性により発症する可能性が全くないとは言えないものの、遺伝的特性と下肢動脈瘤発症の因果関係は今のところ、解明されてはいません。
下肢静脈瘤の発症には生活習慣が大きくかかわっているとも考えられています。なぜそのように言えるのでしょうか?そのことを知る前にまず、静脈に関係する体の働きについて触れておく必要があります。

下肢の血液を重力に逆らい、心臓に戻すために、筋肉の収縮作用つまり筋肉ポンプ作用が用いられます。また静脈には静脈弁というものがあり、これは心臓に行く血液が逆流するのを防ぐ防止弁の働きをしています。

ですから、筋力が低下するなら、心臓に血液が戻りにくくなるので血液が滞留してしまう。静脈弁の機能が低下するなら、心臓に戻るべきはずの血液が逆流し、滞留するということが分かります。これらが下肢静脈瘤を引き起こす原因の一部です。さらに血液粘度が高いなら、血液が流れにくくなるため下肢静脈瘤になりやすいといいうことは容易に想像できます。

加齢や運動不足による筋力の低下が、下肢静脈瘤を引き起こすのであれば、日々の生活習慣を見直し、ウォーキングなどの適度な運動を行う時間を作ることができるでしょう。

長時間の立ち仕事など、足を動かさない状態が長く続くと、筋肉ポンプ作用も正常に働きません。それが下肢に血液が溜まる状態を生じさせ、血管が広がった状態になります。血管が広くなると弁と弁の間も広くなり、弁を閉じることができなくなり、心臓に戻るはずの血液が逆流し血管内で滞留します。長時間足を動かさない状態が起こらないよう注意できます。

さらに血液の粘度の高さも下肢静脈瘤の原因の一つです。喫煙、肥満、コレステロール値の高い食事などは血液粘度が高くなることに繋がりますからこうした生活習慣も予防のために見直す必要があるでしょう。

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